先日、旦那さんに誘われて鹿島神宮へ行ってきました。
こちらは伊勢神宮(三重県)・香取神宮(千葉県)・鹿島神宮(茨城県)の『日本三大神宮』といわれるうちの一つになります。
誘われてから少し調べてみたところ、ふとこちらの神宮にお参りに行きたい気分になることを神様に呼ばれる「鹿島立ち」と言うらしく、今回は旦那さんのひと言で行きたいという気持ちになったので、言うなれば「鹿島立たされた」形で行くことになったわけです😄

鹿島神宮について
鹿島神宮は、古文書では神武天皇元年(紀元前660年)の創建と伝えられています。
日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社です。
祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)で、武の神として古くから皇室や藤原氏の崇敬を受けてきました。
雷、剣、相撲の神、地震の神とも崇められていて、暴れては日本に地震を引き起こすとされている、大なまずの頭を抑えつける逸話も有名です。
鹿島神宮の主なご利益は以下の通りです。
開運・金運:関東最強クラスのパワースポットとして知られ、開運や金運のご利益も期待できます。特に、樹齢約1,300年のご神木は金運パワースポットとされています。
勝利祈願・必勝祈願:主祭神である武甕槌大神が日本建国・武道の神様であるため、勝負運向上や必勝にご利益があるとされています。徳川家康も関ヶ原の戦いの前に参拝し、勝利した後に本殿を寄進したという歴史があります。
縁結び・安産祈願:鹿島神宮の御神宝である常陸帯(ひたちおび)にちなみ、縁結びや安産祈願にもご利益があると言われています。
旅の安全:「鹿島立ち」という言葉の由来にもなっており、防人や武士が旅に出る前に道中の無事を祈願したことから、旅の安全にご利益があるとされています。
鹿島立たされて…
到着してから現地で人気といわれるご飯屋さん「豊栄丸」でランチをしました🍴
わたし的には先にお参りをすませてからがよかったのですが、到着したのが13時近くでランチの営業時間が14時までだったので先にご飯となってしまいました(>_<)
すでにほとんどのメニューが売り切れとなっており、残された2種類のメニューから『漁師の船上まかない丼』を注文しました。
海の幸がたっぷり乗っていてとても美味しかったです(*^^*)

お腹が満たされたところでいよいよ鹿島神宮への参拝です。
鳥居をくぐると一気に空気が変わるのなんでしょうね。。
ありきたりの表現ですが、本当にそうなんですよね😯
歩いてすぐに(楼門は改修工事中でした…)本宮がありました⛩
先日人生の節目を迎えました故、新たなる人生の旅立ちを願いました。
本殿の後ろに立っている樹齢1300年の御神木を眺めたり、なんとも清々しい気分で境内を散策いたしました。
途中、神様の使いである鹿さんがいる鹿園がありました(*^^*)

少し歩くと奥宮がありここでも参拝をし、さらに進むと要石がありました。
見るととても小さな石でしたが、これがかの武甕槌大神が地中で暴れて地震をおこすという大なまずの頭を抑えているというとても重要な石でした💦
さらにこの石は水戸の黄門様が7日7夜掘らせても底が見えなかったという逸話も😐

そして御手洗池(みたらしいけ)へ。
大きな鯉がたくさん泳いでいましたが、この池は神職の方の禊の場なのだそう。
その時はやはり水は入れ替えるんですよね?!笑
この池にも逸話があって「大人が入っても子どもが入っても胸の深さ」なんだそう😱
湧き水が湧いていていただけるらしく、皆さんペットボトルなどを持ち並んでいました。

このそばにある「湧水茶屋一休」でひとやすみ。
名物の三色だんごと、湧き水で淹れたアイスコーヒーをいただきました☕
コーヒーは口当たりがとても優しく本当に美味しかったです。

そして最後目当てにしていたお守りをゲットし、帰ってまいりました。

何気なく誘われた今回の鹿島神宮参りでしたが、後々考えると先日人生の折り返しと言われる年齢を迎えたばかりで色々と思いふけていたところもあり、このタイミングでお参りに行けたこともわたしにとって何か意味のある事のように思われました。
とても前向きな気分にさせてもらうことができ、本当に良かったと思います😊
午年の式年大祭御船祭 令和8年9月2日
鹿島神宮では12年に一度、午年にのみ「御船祭」(みふねまつり)というお祭りがあるのだそう。
これは武甕槌大神の御分霊を祀った御神輿を載せた船団が、一の鳥居をくぐって千葉県香取市加藤洲まで水路にて向かい、水上にて同じく香取神宮の神職を乗せた船団に歓待を受けた後に鹿島へと戻ってくる絢爛豪華な水上祭です。
このお祭りが来年の9月2日らしいです!!
こちらもとても貴重ですし、この機会にぜひ皆さまも「鹿島立たされて」みてはいかがでしょうか?(*^^*)
終わりますー♪