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日本最北端の地を目指して|宗谷岬まで5泊6日 総走行距離約2800㎞の大自動車旅

「日本最北端・宗谷岬へ行きたい」——そんな想いから計画した家族での自動車旅。
わたしにとっては初の北海道(≧▽≦)
今年のゴールデンウィークに岩手県の中尊寺に行ったのですが、それより北には行ったことがありませんでした。(この旅行についてはまた書きますね!)
今回は 5泊6日 総走行距離は約2,800㎞ にも及ぶ、まさに大冒険のような旅になりました!

東京から本州を縦断して青森へ、フェリーで津軽海峡を越えて北海道へ。
札幌を経由してオロロンラインを北上し、最北の街・稚内、そして宗谷岬へ。
帰り道には美瑛や函館に立ち寄り、八戸から東京へと戻るルートです🚙

今回の旅のスケジュールは旦那さんが組んでくれたので安心です😌(ひとり旅だとドタバタハプニング満載なんで😂)
運転も旦那さんにお任せです💦(本当にありがたい😭)
わたしや子供たちは助手席や後部座席から景色を楽しみ、写真を撮ったり、その土地ならではの美味しいものを味わったり。
今回も家族で過ごす時間そのものが、何よりの思い出の旅になりました(*^^*)

「走ることそのものが旅」だった今回の6日間。
これからその道のりを少しずつ振り返っていきたいと思います(^^)
かなりの長編になってしまいましたので、少しずつ何回かに分けて最後まで読み進めていただけたら嬉しいです😊

1日目 出発の日、十和田まで

朝7時、自宅を出発。
いよいよ日本最北端を目指す家族旅行のスタートです!

初日はゴールとなる十和田にある宿を目指し、東北自動車道をひたすら北へ進みます。
途中雨が降り出してきたのですが、何と言ってもわたしは”自称晴れ女🌞”
目的地では絶対に晴れると信じております😌笑

途中の休憩をはさみながら走り続け午後2時過ぎ、前沢サービスエリアにて遅めのお昼ご飯です。
せっかくなのでその土地の名物を食べていこうと、ここでは前沢牛をいただきました🍴

前沢サービスエリアにて 前沢牛サイコロステーキ

お腹も満たされさらに北を目指します。

当初の予定では十和田湖に立ち寄るつもりでしたが、途中の渋滞で時間が押してしまい、残念ながら断念し、そのまま宿を目指すことに。

目的地の宿に到着したのは夕方6時過ぎでした。
チェックインを済ませ、地元の小料理屋さんで夕食をいただきました🍴
(ちなみにこの頃はもう雨降っていませんでした(^^))

お刺身盛り合わせ これが本当のウニなのか?!

ここでいただいたお刺身にウニがあったのですが、もともとわたしはウニのあの独特な味(わたしは”機械(マシン)の味”と表現しているのですが誰かわかってくださる方いますかね??笑)があまり得意ではなく、旦那さんに「新鮮なウニは臭みがないから」、、と言われて半信半疑で食べてみたら本当に機械味がしなくてびっくりしました!
でも都内で高級とされるお寿司屋さんでもこんなウニに出会ったことなかったので、逆にこっちが普通のウニではないんじゃないかと思うほどでした😂笑

2日目 北海道に上陸・札幌観光

2日目はいよいよ北海道へ渡る日です。

十和田から青森を目指し、青森港からフェリーに乗り込みます🚢
フェリーの時間は約3時間半。
フェリーの中は雑魚寝スタイルになっていて、わたしたち家族は勝手が分からず準備も初動も不十分で家族バラバラの場所になってしまいました。
横になるときや、少し席を立ちたいときに場所取りに役立つブランケットなんかもあるとよい、ということを周りの乗客方に学び、帰りの船では必ず持ち込もうと、思いました。
半分以上の時間は横になって休んでいたのですが、せっかくだから少し甲板に出てみました。
お天気もよく、海風も心地よく、前方に見えてくる北海道の大地に胸が高鳴りました(^^)

北海道の大地が見えてきました!!

そしていよいよ函館港に到着!
人生で初めて足を踏み入れた北海道です。
まだ車の中でしたので、早く自分の足で北海道の大地に立ちたくて仕方ありませんでした😊

途中車がたくさん止まってきて景色が良さそうな場所があったので立ち寄ってもらいました。
いよいよ北海道の大地に降り立ちます!!笑

洞爺湖町にあるLake-Hill Farmというところでしたが、一面に広がる大草原で北海道らしさをさっそく満喫することができました。
そこでいただいたパイやプリンやソフトクリームはとても美味しかったです。

人生初!北海道の大地に降り立ちました(≧▽≦)

その後は札幌へ向かいホテルにチェックインをしたあと市内観光に出ました。

定番の時計台北海道旧本庁舎を見学し、狸小路を散策。

時計台は「思いのほか小さいよ、、」と行ったことある人全員から聞いていたので、自分の中ではもっと小さいと想像していたため、わたしにとっては「思いのほか大きく」感じました😂

北海道旧本庁もとても素敵な建物でした。
ここでアイヌ民族の歴史や文化に少し触れることができました。

思いのほか大きかったよ?笑

夕食はジンギスカン!
北海道産のラム肉とマトン肉があり、ラム肉は全く臭みもなく、柔らかくとても美味しかったです(^^)
一緒に焼くじゃがいもやしいたけ、ピーマンなどのお野菜が本当に美味しかったです🍴

この日は札幌に宿泊。
都会らしい活気の中に同じ「大都市」でも東京とはまたちょっと違う雰囲気に魅力を感じた街でした。

3日目 最北の街・稚内へと向かう道

3日目の朝。
札幌を発ち、目指すは日本最北の街・稚内です!
(ナビに次の目的地を入れると、目的地までの距離がどこも数百キロ単位です。北海道の広さを実感し、この日くらいから距離感がバグってきましたね💦笑)

道中のハイライトは、なんといっても オロロンラインでした✨

海岸線に沿ってまっすぐにどこまでも道が続いていく光景はまさに「北海道!」という感じで圧巻でした(≧▽≦)

実際に300㎞以上の距離なので、走っても走っても先の長い道のりでした。
北海道の大きさを本当に実感しましたね💦笑

オロロンライン どこまでも本当にどこまでも続く道!

しかし、海を横目に走る爽快感は格別で窓を開けると潮風とともに広大な景色が飛び込んできます。
丘に建ついくつもの巨大な風車。

ふと視線を遠くにやると、なんと砂漠で見られるという蜃気楼が目の前に!
まるで道が空へ吸い込まれていくような不思議な光景に感動しっぱなしでした😶

ただ走っているだけなのに、心が動かされる。
オロロンラインは「ドライブそのものが旅」だと実感させてくれる道でした✨

宗谷岬に到着!最北端の地に立って

ついに、ついに!!たどり着いた、日本最北端・宗谷岬!

キター!!ここに立ちたかったんです✨

ここは 日本海・宗谷海峡・オホーツク海の三つの海が交わる場所

天気にも恵まれ、澄み切った空と青い海。
「今、自分は日本の最北端に立っているんだ」と思うと言葉にならない感慨深さが込み上げてきます🥲

記念碑の前では写真撮影の列ができていて少しせわしないのが残念でしたが、それでもしっかり家族写真を残せました📷
海辺に降りて海水に触れることもでき、日本の最果てを存分に体感。
売店で「最北端到着証明書」を無事にゲットし、達成感もひとしおでした(≧▽≦)

その後は「白い道」を少しだけ歩いてみました。
ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた真っ白な道です。

放牧されている黒牛たちがのんびり草を食む宗谷丘陵の光景は、まるでアルプスの少女ハイジの世界に迷い込んだかのようで、ここでしか見られない絶景でここも感動でした✨

宗谷丘陵 映画の中の景色みたいでした…

稚内の夜を満喫

名残惜しい気持ちでいっぱいでしたが、、宗谷岬を後にして、この日の宿泊先の稚内市のホテルへ直行。

チェックインを済ませたあと、散策がてら立ち寄ったのが「うろこ亭」でした。
ここでいただいたのは、稚内ならではの新鮮な海の幸。
稚内産のシマエビは、顔もいつも見るエビと少し違っていて、プリッとした食感と甘みが初めましてでした(^^)
さらに彩り鮮やかな海鮮丼と、香ばしいホタテのバター焼きもとても美味しかったです。

北の海の恵みをたっぷり堪能しました🍴

海鮮丼!ホタテバター焼きも格別でした(*^^*)
稚内産シマエビ お目目がつぶら👀

ホテルには露天風呂があり、夜のひとときをゆったりと過ごすことができました♨️
残念ながら星空は見えませんでしたが、なんと蛍が舞っていて思いがけない出会いにテンションが上がりました✨
久しぶりに見る蛍の光はどこか懐かしくて心温まる体験でした(*^^*)

さらに夜には「夜泣き蕎麦」が無料でふるまわれており、雰囲気に負けてお腹いっぱいにもかかわらずペロリ。
旅先だからこそ味わえる幸せなひとときでした。

4日目 稚内から函館へ 北海道最後の夜

4日目の朝、稚内を出発。
この日もドライブ日和でした🚙

途中、美瑛の 新栄の丘に立ち寄り、ゆるやかに続く丘の景色を堪能。
広大な大地が織りなす色のコントラストに思わず見とれてしまいました。
名物の メロンパフェもいただきました(^^)

新栄の丘にて。

さらに 白ひげの滝青い池も見学。
目の前に広がるブルーは、これまで見たことがない透明感のある青で、「自然の色とは思えない」と息をのむ美しさでした。あれは一体なんの色なんでしょう??

白ひげの滝 川の水の色が美しすぎる。。
青い池 どうしてこんな色なんですか?✨

長距離ドライブを経て、夕方には函館の宿に到着。

町へ繰り出し、居酒屋「てっちゃん」で北海道最後の夜を楽しみました🍴
本当は北海道のどこかで回転寿司に行っておきたかったのですが、どのお店も遅い時間で入れなかったのが残念でした。

食事のあと、車で 函館山へ。

そこに広がっていたのは「100万ドルの夜景」と称される圧巻の景色。
街明かりが海と空に浮かび上がり、なんと北海道の形までもが夜景に浮かび上がって見えました。
めっちゃめちゃキレイでした!!✨(語彙力😅)
「これは絶対に見てほしい!」と強く思える忘れられない景色です。

函館山より 息をのむほどの美しい夜景でした!!

5日目 フェリーで本土入り。八戸へ

北海道最後の朝

朝7時に宿を出発し、まず向かったのは どんぶり横丁市場

“特”どんぶり! 息子が選んだサーモン・はまち・まぐろの組み合わせ(*^^*)

朝から贅沢に海鮮丼をいただきました🍴
わたしはそこで「特どんぶり」を「侍どんぶり」と読み間違え、店員さんを惑わせるハプニングも😂(メニューに書かれていたフォントの感じがそう見えたんですよっ💦笑)
ノリよく対応してくれた店員さんに感謝しつつ、家族は少し引き気味…。
それもまた旅の思い出です(≧▽≦)

その後は 五稜郭へ。
お天気もよく、お庭を散策しました。
五稜郭タワーの開店まで少し時間があったので、芝生の庭で四つ葉のクローバー探しをすることに。
(旦那さんと娘は傍観していました…)
田舎育ちのわたしは子どものころ四つ葉探しが特技だったので自信満々で探したところ、葉が少し欠けてはいましたが15分ほどで発見!!
つきあってくれた息子が見つけたものは完璧な四つ葉で大盛り上がりしました!(この特技は無事に息子に伝授できたのではないかと😁)

五稜郭のお庭で四つ葉のクローバー探し。。。コツを息子に伝授(笑)
幸せ見つけました!!

タワーが開くと、上からの景色を堪能しました。
展望台から眺める五稜郭は見事な星型で、とても素晴らしかったです✨

五稜郭タワーより

そしてついに北海道とのお別れです。。

充実した時間に名残惜しさを感じつつ、本州へ向かうフェリーに乗り込みました🚢

八戸での一泊

帰りのフェリーでは行きの教訓を生かし、ブランケットを持ち込み、早めに船内へ。
ちゃんと家族分のスペースを確保できました(^^)

3時間半の船旅をゆっくり過ごし、本州に戻ってきました。

夕方、八戸の宿に到着です。
この旅最後の宿泊です。

夕食はホテル近くにあった地元の料理屋へ。
ここで初めて 八戸名物せんべい汁 をいただいたのですが、その美味しさに家族全員が大感動!
香ばしいせんべいの風味と、出汁の旨みがしっかり効いたスープが絶妙で、体も心も温まりました。
「こんなに美味しいんだ!」と、北海道とはまた違った東北の味覚を存分に楽しむことができました🍴

せんべい汁 素朴な味でしたが素材の味が染み出た出汁がとても美味しかったです(*^^*)

この八戸での一夜も、旅の締めくくりにふさわしい温かい思い出となりました(*^^*)

6日目 八戸から東京へ

旅の最終日です。

八戸を出発し、 東北自動車道 をひたすら南下して自宅を目指しました🚙
途中、仙台のサービスエリアに立ち寄り名物の 牛タン を堪能。

ナビの目的地までの距離が100㎞を切ったとき、やっと近づいてきたんだ、、と実感しましたね😅

タイミングもよく、渋滞に巻き込まれることもなく、無事に自宅に到着しました。

約2,800㎞に及ぶ長距離ドライブの旅もこれにて終了です。
本当に長い長い旅でした💦(旦那さん、運転本当にお疲れ様でした)

今回も全日お天気にも恵まれ、トラブルなく無事に帰って来れたこと、本当に感謝です😊

まとめ

今回の家族旅行は、日本最北端の宗谷岬を目指すという大冒険。

北海道は本っ当に大きかった!物凄ーく広い!!をまさに身をもって実感😯

今回は宗谷岬を目指す、というのが目的だったので他の観光地は寄り道程度の見学になってしまいました。
そのためもっとゆっくり観光したいところも、行けていないところもまだまだたくさんあります。
北海道を一度で全部回ろうというのは本当に不可能なことなんだと実感しましたね💦笑

また機会がありましたら小樽の方とか、旭川の方とかも所々訪れてみたいと思います。

北海道には読めない漢字の地名や独特な発音をするものなどがたくさんあります。
意味を調べるとほとんどがアイヌ語がもとになっていることがわかりました。
かつては北海道のあちこちで生活をしていたアイヌ民族にとても興味がわき、帰ってから「ゴールデンカムイ」をAmazonプライムで一気見しました😆

これを踏まえてもまたいつか北海道を旅してみたいとつくづく思いましたね(^^)

北海道で絶対に買ってこようと決めていた「木彫りの熊」を無事ゲット!
日本最北端到着証明書✨

実はわたし、まだ沖縄にも行ったことないんですよね。。

今度は最南端の波照間島へ行ってみたいです!!

最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)

終わりますー♪

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