2022年に伊勢神宮、そして先日鹿島神宮を参拝し、日本三大神宮の最後にたどり着いたのは香取神宮でした。

これで日本三大神宮──「伊勢神宮」「鹿島神宮」「香取神宮」──すべてを巡ることになります⛩️
香取神宮とは
香取神宮は千葉県香取市にあり、関東最古級の由緒をもつ神社のひとつです。
ご祭神は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」。
古くから武神として崇められ、鹿島神宮の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)とともに東国の守護神として国を鎮めたと伝えられています。
伊勢神宮が「日本の総氏神」として包み込むような存在なら、
香取神宮と鹿島神宮は「国を護る力強さ」を感じる場所です。
三社それぞれに違う気配があり、巡ることで日本の神々の多様な力を感じる旅になりました🙏
香取神宮参拝
到着してまずはお昼ご飯です🍴
駐車場から香取神宮の参道へ向かう参道商店会の通りには昔ながらの建物が並び、独特な雰囲気がありました(^^)
「亀甲堂」というお食事処で昼食をいただくことに。
わたしは天そばをいただきました。
揚げたての天ぷらがサクサクでとても美味しかったです✨
お腹が満たされいよいよ参拝です。
香取神宮の朱色の大鳥居をくぐり、参道を少し歩くと朱塗りの楼門が姿を現しました。
ここに居る狛犬がとてもかわいいのです(*^^*)

楼門をくぐると本殿がありました。
本殿は修繕工事中で正面は白いシートで覆われてしまっていたため、屋根部分のみで残念ながら全貌を見ることはできませんでしたが、無事参拝をすませ、周りを1周し、荘厳な佇まいを感じることができました。
伊勢神宮とも鹿島神宮とも全く異なった種類の建物でした。
(ぜひ過去のそれぞれの旅ブログ記事を読んでみてください!!)

一歩ごとに空気が変わるような感覚──まさに「古より守られてきた聖域」という言葉がぴったりです。
そして授与所で今回目をつけていた可愛らしい狛犬の置物をゲット!
楼門に居る狛犬の置物です。
帰宅してから早速自宅玄関の棚に置きました。
香取神宮で感じた穏やかな空気を思い出させてくれています(*^^*)

境内を散策
無事に参拝をすませ、境内を散策しました。
緑の中ちょうど良い気候でとても気持ち良かったです。
本殿の脇に三本杉がありました。
1本の杉が3本に別れたという言い伝えのある不思議な松の木です。
とても力強く、パワーを感じる松の木でした🌲

少し歩くと、地中に沈む「要石(かなめいし)」があります。
こちらの要石は凸型で、鹿島神宮の要石は凹型と伝えられています。
地震を起こす大鯰(おおなまず)を押さえているという伝説があり、
二つの神宮が見えないところでつながっていることを感じると、古代から続く信仰の大きさに心が震えました。

そこから奥宮の方へと歩いていくと、まるでもののけ姫に出てきそうな林がありました。
まっすぐに伸びる木々たちで、なんとも言えない独特な空気感な場所でした。。

帰りの参道で立ち寄ったUNO cafeで、香取だんごとお抹茶をいただきました🍡
とても美味しかったです(*^^*)


絵本の中にいるようなとても可愛らしい雰囲気のカフェでした🐹
三大神宮をめぐって感じたこと
- 伊勢神宮では、すべてを包み込むような「静かな優しさ」を。
- 鹿島神宮では、強く前に進む力のような「勇ましさ」を。
- 香取神宮では、心の軸を整えるような「静かな強さ」を感じました。
三社をめぐって感じたのは、祈りとは形よりも「心の状態」なのだということでした(^^)
その時々の自分に必要な気づきを与えてくれる場所がそれぞれの神宮にありました。
旅の締めくくり
香取神宮を訪れ日本三大神宮を巡る旅は一区切りしました(^^)
しかし「これで終わり」ではなく「また節目に訪れたい場所」が増えたような気がします⛩️
どの神社も形は違っても「人がより良く生きようとする心」を見守ってくれているということ。
またいつの日か感謝の気持ちを胸にそれぞれの地をゆっくり訪れたいと思いました。
皆さまもぜひ日本三大神宮を巡る旅、まずはどこか一か所、心惹かれる場所から訪れてみてはいかがでしょうか(*^^*)
終わりますー♪


